無責任なフリーターだったはずなのに、気づけば34歳になって、もうすぐ3児の父親になろうとしている。

中島康晴

いつからか、大人になった。

なかじま制作という社名は、なかじまが制作しているという、身も蓋もない発想で思いついて、そのまま決まった社名だった。(「ひねらない、工夫しない、かっこつけない。それが逆にかっこいいだろう」という、かつての自分の嫌らしい自意識を思い出すにつけ辟易とするが、34歳となり、おっさんとなった今、そんなことはどうでも良い。どうでも良いはずだ。)

6月、北海道のとある町の高校で、何人かの高校生たちにWebメディアコンテンツ制作についてのワークショップというか、話をする機会をいただけた。

その時に、子どもたちが可愛いと気づいた。当たり前か。高校生に対して、子どもといっていいのかな、まあいいや。本当にかわいかった。そして、そう思った自分は、いつのまにか「大人」のようになってきたのかもしれない。おれは高校生の頃から変わらないつもりでも、何か意識を切り替えたつもりでもないのに。そういうものなんだろうな。

最近もデザイン制作をしている。隣の席にはコーディングを進めてくれるスタッフのNさんがいる。偶然だが、おれの名字と非常に似てる名字で、丸メガネをかけていて、同い年の男。そんな人が8月から加わってくれて、メキメキと力をつけて助けてくれているから「なかじま制作」という社名も、もうちょっとこのままにしておこうと思った。こないだ、Nさんと2人で外部に打ち合わせにいったら「親族の方ですか?」と言われてしまい、笑って弁解した。

「なかじま」っぽい名字の人で、弊社で働きたいと思うかたがいたら面白いのでぜひとも、ご連絡をいただければと思う。

来年の夏には、3人目の子どもが生まれてくる。

子どもは勝手に生まれてくるわけではない。妻と話し合って、3人目を迎えようと決めて、そういう運びになったのだ。これも当たり前か。妻は、体の変化が早速起こり、大変そうだ。おれも色々と大変だ。

男は「仕事をがんばる」というのが愛情表現だと思っているが、女性にとってはどうもそうでないらしいということを、どこかで読んだ。女性にとって愛情表現の基本は「気にかける」ということだという件だ。女性は愛情を持っている相手に対して、「気にかける」ことを通して愛情を伝えている。子どもを育てるという本能と密接に関わっているということらしい。だから、「気にかけてくれていない」と思うと、愛情を感じないのだという。こういったことは多く心あたりあるよね。

義務を果たす。責務を果たす。(つまり、ちゃんとお金を稼いでくる。)これ以上の愛情の伝え方ってあるのって、考えるのが男の考えだそうだ。こんなに極端なこともないけど、この話はよく分かるな。

言いたいことは大したことじゃない。妻の体に気をかけましょうね、本当。

日常はつづく。

さぁ、今日も頑張るぞ。なかじま制作に制作スタッフとして加入してくれる方、探しています。Webデザイン制作が好きで、イラストレーションが描ける人で、うちに合う人、いないかなぁ。

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中島 康晴
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合同会社うとね代表の中島康晴の個人ブログ。仕事のことも仕事以外のこともアウトプットする場所です。デザイナー/フロントエンドエンジニア。3児の父。

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