3年目のスタートにホームページをリニューアルしました。

中島康晴

mainvisualなかじま制作のいつもの仕事風景

なかじま制作のWebをリニューアル…、というか、ほとんど新規開設したというのが実状ですが、まずは最初のご挨拶です。

2014年7月15日に、なかじま制作は2周年を迎えました。

全てが手探りで、ひとりでただただ制作に没頭した1年目。
結婚をして、夫婦2人で制作をはじめた2年目。
正直なことを言うと、事務所の理念や方針というものを、今までしっかりと掲げていませんでした。

その一方で、デザインを作るときは、ご依頼いただいた方や会社の、
”人となりや理念、方針をしっかりと伝える” ということこそが、デザインの力で実現するべきことだと思っていました。

だからこそ、理念や方針の定まっていない、なかじま制作のWebを作ろうとしても、何をどう作っていいのかが分からなくて、2周年を迎えても、どうにも準備が進まなかったのです。

なかじま制作の理念を決めたこと

この2年間の仕事を振り返って、嬉しいこととして思い出すのは
何よりもお客さんの喜ぶ声を聴けたときです。
自分の作ったもので喜んでもらえるのは本当に最高です。

「とても気に入っています。」「ホームページを人に見せるのが楽しみです。」
そんな声を聞くと、作品つくりをしていた頃を思い出します。

ぼくはこの仕事を続けていこうと考える前、「絵を描いて、作品を作って生きていくんだ」と思っていました。好きな作品が仕上がると、何ともいえない満足感で満たされ、一歩一歩自由になっていくような感じがしていました。

いえ、正確に言えば、本当に自由になっていたのです。
自由とは、物理的な拘束が解けることではありません。
人は「好きなものが増えると、自由になる」んだと、当時よく考えていました。

この仕事がメインの生活になり、最近のぼくはあの頃のことを昔のことにして、すっかり忘れていたのですが、大切なことは何も変わっていません。

たくさんの選択肢の中から、自分の進むべき好きなものごとを選ぶことができる。
それは「自由」という能力であり、所有物です。だから、しっかりと言葉にすることで強くなる思いとして、ぼくはこの理念を掲げたいと思います。

「好きなものができると、人は自由になる。」

3年目からのなかじま制作は、これよりももっと、作品をつくることで、人を自由にします。今後とも、よろしくお願いいたします。

中島 康晴
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合同会社うとね代表の中島康晴の個人ブログ。仕事のことも仕事以外のこともアウトプットする場所です。デザイナー/フロントエンドエンジニア。3児の父。

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